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五十番札所 (Somogyvar)

Somogyvár (ショモジヴァール)のある地域は青銅器時代(紀元前3000年)より人は住んでいたと云われ、
現在残っている建物遺跡の北側にある墓地の中にチャペル(現在なし)がありそれを囲った強固な城壁
(現在あり)は10世紀のアルパード王朝時代に築かれた。
そこに1091年にセント・ラスロー王の命令で教会と修道院が建てられ、フランスよりベネディクト修道士が
招かれた。 建物はロマネスク様式で、2.5ヘクタールの大きさは当時では、最も大きく、洗練されたもの
だった。 1095年に亡くなったセント・ラスローは最初はここに埋葬された。(後に、Nagyvarad に移った)
遺跡の発掘と復元は1983年より、国立歴史民族協会で始められた。

Gyugy (ギュウジ)ローマカトリック教会は
西暦900年代のアルパード時代の建立。
ロマネスク様式、ローマ時代の祭壇の窓と
半球形状の南門が特徴。
2001~2004年に改修された。
丘の上に佇む石の教会は周囲と実に美しく
調和し、訪れる人にやすらぎを与えてくる。

五十二番札所 (Gyugy)

Buzsák (ブジャーク)の古い教会は「白いチャペル」と
呼ばれており、13世紀にロマネスク様式で建立された。 
単内陣と半円形の祭壇の小さな教会である。
17-18世紀にロマネスクの窓と南門を残す形で
バロック様式に改修された物が今日の姿である。

 教会と修道院全景 建物構成  墓地と城壁  客室付近  当時の石柱   ←

バラトンセメシの教会は12世紀にロマネスク様式で建立。
この頃から残っている物はロマネスク様式の特徴である細長い窓。
1325年にゴシック様式で拡張、1740年にはバロック様式で再建、
今日の物は1972年に改修されたものである。

五十四番札所 (Balatonszemes)

Rád-puszta (ラアド平原)にある教会は13世紀初めにロマネスク様式で
建てられ、現在は遺跡教会になっている。
1332~1337年には存在していたことが古文書より明確になっている。
8-10mの内陣の壁が残っている。

五十三番札所 (Rad-puszta)
祭壇側から  教会入口側から  南門  教会内部 
五十一番札所 (Buzsak Feher-kapolna)