八番札所 (Alsoors)
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Alsóörs (アルショーウルシ)教会はプロテスタント(カルビン派)の教会である。
13世紀初期にロマネスク様式で建立され、後にゴシック様式で建て替えられた。 今日の物は
1788年にバロック様式で改築されたものである。 説教台はツォープ様式でこの時代の物である。

教会はシングル礼拝堂(単内陣)で、西側に塔があり、その下には13世紀の聖歌隊席がある。
1788年の改築時に左右2つの対称な聖歌隊席にした。
聖歌隊席床下の木格子天井に、美しいフレスコ画が嵌め込まれている。
塔にはゴシック様式の窓、南門入口には15世紀に作られたアーチ型の屋根と多層ターバン状の門が
残されている。
外壁には、トルコ軍によって塗り消されたフレスコ画が若干、残っている。

Paloznak (パロズナック)教会は13世紀にロマネスク様式で建てられた。
しかし現在は当時の壁の一部と窓が一つ残っているだけである。
14世紀に教会は拡張された。この時の増築は細長いアーチ型窓とゴシック
様式の南門であった。
塔と聖具室は14世紀にはすでに建てられていた。

九番札所 (Paloznak)
 西側の塔  南門と外壁 多層ターバン状の門  西側聖歌隊席  東側聖歌隊席  木格子天井に嵌め込まれたフレスコ画