六番札所 (Balatonalmadi)
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Felsőörs (フェルショーウルシ)教会は、バラトン高原で最も美しいと云われている
ロマネスク様式の教会である。 ローマンカトリック教会として、村の中心部に位置し
現在も村民の間で使われている。
13世紀初期に紫と赤の石を使って作られた。 建物の中にはアルパート時代の物が
今日でも発見することが出来る。
必見は入口の門であり、左右に円柱を配し、その柱の上には当時の彫像が飾ってある。
その上部にあるアーチ形状と三角ひさし、更にその上にある歯形形状の棚が走っており、
その上に二重のヘラクレス結びを施した3つの窓がある。
このヘラクレス結びは、ここ以外にパンノンハルマの修道院(世界遺産のひとつ)で見る
ことが出来る。 これは魔よけの役割があるとされている。

二階の聖歌隊席に上がる階段脇には、古い墓石が置いてあり、それは領主の墓石で
あったと推定されている。
この教会は3つの礼拝堂からなっており、この周りの教会のほとんどが1つの礼拝堂で
あることから、非常に権威ある大きな教会であったと思われる。

正門  正門柱上の彫刻  正門上の彫刻  正門脇の多分ライオン  教会の背後   教会の側面
主礼拝堂  副礼拝堂の壁画  古い墓石 バッチャニ家の家紋  1745年に設置されたオルガン(2階)  副礼拝堂 

Balatonalmadi (バラトンアルマーディ)の教会は、バラトン湖が見下す形で
海抜350mのメジェ・ヘジィの丘の上に、13世紀に建立された。
15世紀にはゴシック様式の塔が追加され、17世紀以降はプロテスタント
(カルビン派)の教会としてバロック様式に改築された。
教会内部の遺物の多くは1789年に国立博物館に移され、内部には特筆
するものが残っていない。

七番札所 (Felsoors)
  バラトン湖を望む 古いチャペルの鐘     教会内部 壁に残る文字と壁画? 
Map
1736年に、Vesprem(ベスピレム)の司教Padanyi Biro Marton によって教会再建された。
主礼拝堂の中にある説教台や祭壇はその時のバロック様式のものである。
礼拝堂の仕切りアーチの上に飾られている家紋は、当時の領主であったバッチャニ家の家紋である