三十六番札所 (Salfold)
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Salföld (シャルフルド)は、カーリメデンツェでの行政、文化等すべての中心的な村であった。 
ゾラ郡にいた聖イスティバン1世(王)が隣接する3つの村(Abrahám, Alsó- & Felső-Kőkút) を
統一(12世紀頃)、その後、Atyusz(アルパート)族のSal/Saul家一族がこの一帯を所有。.... 名前の由来。 

ディセル・ローマンカトリック教会は
通称セント・マールトン教会と呼ばれ
12世紀に建立。
トルコ軍による破壊の後、1774年に
後期ゴシック様式で、シングル内陣、
半円形状の祭壇、塔を前面に追加、
再建された。

教会の構造的な特徴は、玄武岩を壁だけでなく、アーチ、天井にも使った
ネオロマネスク様式で高さ33mの両塔を持つ、美しく、大きな教会である。
オリジナルの教会は、トルコ軍に破壊され、1757~1760年にゴシック様式
で建てられたが、今日の物は1930-1932年に再建された物である。

シャルフルド教会とPalos修道院遺跡

1263年頃、Sal 家がゴシック様式で聖母マリア(Maria Magdolna)を祀って建立。
1543年にトルコ軍によって村と一緒に破壊された。

四十番札所 (Diszel Romai Katolikus Templom)
北側からの全景  南側からの外観  壁と小さな窓オリジナル  教会内部 
三十七番札所 (Badacsony Szt. Imre Templom)
南東からの教会外観   修道院の跡 内陣(祭壇)   内陣内の窓 南壁ゴシック様式窓 

聖アンナKápolna(チャペル)は、1789年に、バラトンフレドの所有者ホルバート・
ジグモンドによって建てられたもので、古い物ではないが、雄大なバダチョニ山を
バックに白くてかわいいチャペルの対比に誘われ立ち寄った。

シグリゲット・アヴァシ教会はアルパード時代(ハンガリーの国の誕生前)の
古い教会である。 
玄武岩の塔が補強されて残っているが教会本体は石垣のみである。
このように遺跡として再建したのが1951年であった。

Tapolca (タポルツァ)教会は、アルパード時代に、ゴシック様式で
建てられたのがオリジナルである。
1757年にベスピレムの司教Padány Biró Márton によって
バロック様式で再建された。 
教会の入口に聖イステバンと聖イムレの像が両サイドブースに
飾ってある。 南の外壁にアルパード時代の壁画の一部が
残っている。

四十一番札所 (Tapolca Romai Katolikus Templom)
三十八番札所 (Badacsony Szt. Anna Kapolna)
三十九番札所 (Szigliget Avasi templom)