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四十二番札所 (Soska Romai Katolikus Templom)

Zalaszántó (ザラサントー)ローマンカトリック教会は、ザラ県の中で最も大きな
教会でロマネスク/ゴシック併用様式の建築物である。
大きな塔を構えた教会の佇まいは、まさに中世を彷彿させる。
13世紀のロマネスク様式が今日でも教会南側に残っている、一つは三つの
小さな窓ともうひとつが南門である。
15世紀には、再建され、オリジナルの小さな祭壇、内陣は拡張されて無くなり、
後期ゴシック様式の煌びやかな祭壇になった。
教会はトルコ軍の占領の間はダメージを受け荒れ果てていたが、18世紀に
再建された。
1957年には修築され、多くのロマネスク/ゴシック様式の特徴が失われた。

 教会の全景 西側の塔  塔横壁に残るフレスコ画  教会内部 

Sáska (シャーシカ)教会は
13世紀にロマネスク様式で
聖イムレを祀って建立。
半円形のアーチ祭壇は
ロマネスク様式の典型。

四十五番札所 (Rezi)
四十四番札所 (Zalaszanto)

Várvölgy (ヴァールヴルジ) Domonkos ローマカトリック教会は
14世紀にゴシック様式で建てられ、1899年にはロマンチック
様式で再建された。
Völgy はハンガリー語で谷であり、1221年頃より、スラブ語の
谷にあたるZsid(ジド)と呼ばれた地域である。
村はトルコ軍の戦火から免れ、教会も残こり、1524年に造られ
た鐘はハンガリー国内で最も古い云われている。

四十三番札所 (Varvolgy)
入口と塔  背面 教会内部  石垣内にある彫像 

Map
教会南側と石像  教会裏(祭壇)側   ゴシック様式の窓 ロマネスク様式の南門   教会内部(祭壇 教会内部(入口側) 
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中世のRezi (レズイ)の教会はゴシック様式で
あったが、トルコ軍によって破壊された。 
その後、廃墟化し教会の壁が残るのみであったが、
1723~1746年に新規に建てられた。
その後すぐに焼失し、1756年にはバロック様式
で建て替えられた。
1908年には聖ルーカスを祀り、現在の形に全面的
に改修された。
教会の後ろには墓地とそれを仕切る石垣内には
興味深い彫像が埋め込まれている。